◆2005年11月3日。女人禁制の山である大峰山に 登るために、奈良県の洞川(どろがわ)温泉のバス停に 集合。 ◆呼びかけ人の中には、女性差別をなくしていこうと いう人たちや「性同一性障害」の人たちもいました。 |
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◆ここは吉野や熊野の国立公園の中にあります。 |
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◆朱色の大峰橋を渡ると、 ◆山門の向こうにうっそうとした森があります。 ◆森の手前に「女人結界」の門があります。 |
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◆大峰橋を渡ると、すぐ左側に、広い墓地があります。 |
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◆呼びかけ人の一人、源 淳子(みなもと じゅんこ)さん。 ◆仏教における性差別を研究している人ですが、 行動する人でもあります。『女人禁制Q&A』(解放出版社) は、源さんが編集している本です。「女人禁制」を支えて いる日本人の意識について詳しく、しかもわかりやすく 書かれています。お薦めの本です。 |
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◆こんなアピールをみんなで持っていきました。 | |
◆洞川地区の人たちに「山に登らせて欲しい」と交渉中。 ◆こちら側の参加者は、約40名。地区からは約60名が 参加しました。マスコミも数社、取材に来ていました。 ◆地元住民を代表した区長からは「女人禁制は伝統です。 私たちには生活がかかっているので、女性の登山は ご遠慮いただきたい」という主張が繰り返されました。 ◆私たちが質問した「女性」の定義については、 ノーコメノトでした。 |
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◆住民の半分以上は女性でした。「お願いします。 登らないで下さい」と何度も言っていました。 中には泣き出す人もいました。 排除されている女性たちが、その排除の仕組みを 支持するという構造になっています。 |
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◆約1時間の交渉は平行線のままでした。 ◆登山を計画した実行委員会では、今後も継続して 話し合いの場をもちたいので、登山は強行しないことに しました。 ◆木でできた「女人結界門」の前で、記念写真。 |
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◆「女人禁制」の看板。 |
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◆5メートル近くもある石に「従是女人結界」(これより女人 結界)の文字が刻まれていて、とても威圧的でした。 |
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◆女人結界の石碑と門を抜けると、うっそうとした森が 続いています。私も10メートルくらい歩いてみました。 |
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◆源さんと一緒に「わたし(女性)も山に登りたい」の ポスターを持って、にっこり。 ◆これからも「解禁」へ向けて、活動していこう!! |
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