『心を新たに』

<2003年1月1日 元旦礼拝>
「詩篇」96篇1節〜17節/「コリントの信徒への手紙二」5章17節



・新しい1年が始まってまだ数分しか立たないのですが、このように礼拝をもって新しい年を迎えるという経験は、始めてであり、感謝です。礼拝を捧げて、主の御前に新しい年を迎えるというのは、とても意味深いように思うからです。

・旧約聖書の詩篇96篇は、昨年の最初の月の4月、教会総会において今年度の教会標語として、掲げさせて頂きました。この一年、教会が一つとなって、主を心から賛美しつつ、喜んで、主と共に新しく始められるように、と決めさせて頂いた箇所です。

・今一度その気持ちを思い起こし、フレッシュな姿勢と心構えを思い起こし、主の御前に新たに、襟を正したいと思うのです。

・「新しい歌を主に向かって歌え。 全地よ、主に向かって歌え。主に向かって歌い、御名をたたえよ。日から日へ、御救いの良い知らせを告げよ。」

・このように詩篇96篇には歌われています。新しい歌を主に向かって歌いながら、御名をほめたたえて、今日ここにまた心を新たにしたいと思うのです。詩篇に歌われているように、力強くこの一年を始めたいと思います。喜びと感謝をもって、すべてを支配する神様に委ねて、心を新たにして、歩み始めるという、新しい希望の御言葉です。

・新約聖書のコリントの信徒への手紙二5章17節には次のように記されています。「だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。」キリストと一致するものは、新しくキリストによって創造されたものである、ということです。私たちは、主イエスによって新しくされるのです。これからの歩みを神様に委ねて、主イエスに従って新しく創造された者として、心を新たにして歩んでまいりたいと思います。




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日本基督教団 羽咋教会
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