8) みずぼうそう???


残りの1枚、右上サイドカウルにもパテとサーフェーサーを施し、
これまた何気なくお日さまの下においておいたところ....

水ぼうそう???

お日さまの下で、カウルが暖まって...
折角サーフェーサーまでした部分が2箇所プクッと膨れあがって
しまいました。

青矢印の部分が膨らんだところです。

←水ぼうそうを引っ掻いたところ(;_;)  ↓ぜ〜んぶ削ったところ




FRPが膨らんだ

最初、状況が飲み込めませんでしたが、良く考えてみると図のような
状態になったようです。
流れ込んだFRPを削らずにパテ塗りを施したため、
熱によってFRPが膨張したのが原因です。
しかも、安易に「薄付パテ」を用いてしまったのが敗因でした。




よぶんなFRPを除去

針金を通している穴の部分と溝の部分のFRPをデザインカッターを
使って丹念に削り取ります。

そして「厚付パテ」を塗ります。
結局、「厚付パテ」は硬化剤を混合しているので、接触部分のFRPを
固めてくれ、親和性が高まるという理屈です。
今回、実際にはしていませんが、プラリペアでもOKかもしれません。





仕上げに「薄付パテ」

厚付パテを削った後、薄付パテでピンホールを埋めます。
この後、かるく320番のペーパーで磨いて、800番のペーパーと
ペーパーブロックを用いて、平らな面に仕上げます。





やったぁ、補修完成!

ついにやりました。
丸5週連続、土日のたびに何度も回り道して、仕上げた成果がこれです。
全部で11枚!
もう、「カウル割れなんか怖くねーぜ!」...




今回の補修ミッションは、やっとこさ終了いたしました。

ただ、11枚のカウルのうち、塗装しないといけないのが9枚。
塗装費用がいくらかかることか...あな怖しや(^^;

今回の教訓、
パシフィックコーストは倒さないのが一番です



「最後の極めつけ」へつづく

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