HID取付&光軸調整

「ニューアイテム、HIDを付けよう!」
ダーティペアの悪巧み(-.-メ)。(ペアって??? 決まってますがな!)

今回購入したHID
サンヨーテクニカ製の"HID DRIVER UNIT(TD-5000)"および
"サンダービームHIDバルブセットH4Hi/Lo"です。
オークションの達人、jackal氏の綿密な調査によりゲットいたました。

達人のこだわったところを紹介しますと...
1) HiLo切替のできること。
2) 白色光で、装着したまま車検が通ること。
....
はは〜〜m(_ _)m達人の思慮深さはさすがです。kanaeはさ〜っぱり(?_?;)

(注:コントロールユニットとバルブは各々2セット入っています)




どこに付けるの?
HiLo切替のリレーがあることもあって、設置場所はヘッドライトの
周辺に限られてきます。
特に青いユニットの「インバーター」、黒いユニットの「イグナイター」、
さらに「リレーハーネス」、「HiLo切替コントローラーユニット」というように
大小4個のユニットがあり、装着に悩みました。

ハンドルを切って干渉しない部分で、濡れにくい場所ということで
メーターパネル裏にセットすることに決定!



バルブの照射テスト
説明書にもあるのですが、HIDはバルブを装着する前にテストを
行います。この時に不具合があれば、無償交換ができます。

←仮に配線をして、
光らせてみました。 ↓直視できないくらい眩しい!...もうワクワクです。



テスト完了...でも問題発生!
照射テストを無事終えて、今度はバルブをはめてみました...
ところが、問題が2点。

1) バルブ裏のゴムカバーがはまらない。
2) バルブを押さえる針金(スプリング:赤矢印)がはまらない。

さてどうしましょうか(@_@)



防水・防塵対策
このサンヨーテクニカのHIDは、本来、乗用車に取り付けるものなので、
青いユニットの「インバーター」、黒いユニットの「イグナイター」について、
念のため防水・防塵対策を施しておくことにしました。(下写真:赤矢印)

シール剤(俗にバスコーク)を隙間に流し込みます。
このとき、マスキングと脱脂を忘れずにしておくと良いです。




フレームへの取り付け1
メーター裏側のフレームに防震ゴムを巻き付けます。(左写真赤矢印)
取り付け用の汎用ステーを下写真のように加工しました。
きれいに曲げるには「万力」があった方がやりやすいです。




フレームへの取り付け2
加工した汎用ステーを防震ゴムに巻き付けて、その間をまっすぐなステーで
橋渡し。そこに"イグナイター"と"インバーター"を取り付けました。
この位置での装着についても、エアインテークとヘッドライト上部との干渉を
避けるため、極力後ろへオフセットします。今回はナットを3個重ねて後ろへ
移動させて解決しました。




フレームへの取り付け3

"インバーター"の取付断面はこんな感じになります。

注意)フレームに取り付ける汎用ステーは、フレームへの取り付け1の写真のように両方を曲げるのではなく、赤矢印のように片方を伸ばしたままの状態にしておいた方が良いです。
更にボルトの頭の部分にはワッシャーを付けない方がベターです。
こうすることで、ボルトの頭がエアインテークと干渉するのを防ぐことができます。



フレームへの取り付け4
"イグナイター"と"インバーター"から出ている太い配線は、ユニットの上を通さないと
ハンドルを切った際にホーンなどに干渉する恐れがあります。

写真の赤矢印は、元のヘッドライトバルブ用カップラーで、これにリレーを接続して、
HiLo切替を行う仕組みになっています。



バルブの取り付け1
前述した2つの問題は、次のように対処しました。

1) バルブ裏のゴムカバーがはまらない。
→→→切る!

2) バルブを押さえる針金がはまらない。
→→→曲げる!
......(ただし、この「曲げる」作業は相当難しいです。
...... kanaeもこれだけで1時間以上、試行錯誤を繰り返しています。)

なんとまぁ原始的な...(^o^)ゞ


後日談:
実は、このHIDのバルブは、後ろの四角い部分を引っ張ると抜けることが判明!
針金を切る必要も、ゴムキャップを切る必要も無かったわけで...うぇ〜ん(涙!)



バルブの取り付け2
なんとかバルブを固定して、ゴムカバーを後ろから被せます。

ゴムカバーの切り込みが気になるときは、テープで塞いでおくと良いでしょう。

割とすっきりと仕上がっています。




配線における注意事項
kanae号は週1回ぐらいしか乗らないので、バッテリー上がりの予防のため、小物入れの中にライトスイッチを設置しました。
(kanae号は逆輸入車のためライトスイッチがない)
これで、乗らない時は必ずOFFにするようにします。





光軸調整の注意
左の図のように(わかりますか?)ライトケースにインバーターが干渉しないように注意してください。
ライトの光軸調整に不具合が生じることがあります。
スクリーンを取り付ける前に光軸を確認しておくことを薦めます。

kanaeは結局、もう一度スクリーンを取り外して調整する羽目になりました。



カウル装着。組み立て完成。
センターカウルを装着して、組み立て完成です。
とにかく、想像以上の明るさです。





走行テスト
走行テストを兼ねて、白山麓のトンネル群をひとっ走り!
MD鳴らしながら走行しましたが問題なし。
写真は白峰村恐竜パークの「りゅうくん」です (^^)



HIDを装着して、走行に於いてはなんら問題ないことを確認いたしました。
ただ、これで本当に車検をパスできるのか。一抹の不安が残ります。
さぁ、次は車検対策につづきます。



光軸調整へつづく
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